2023/02/16 17:11



こんにちは!

エクスクルーシブ ギャラリー です♪



バレンタインデーにバンクシーの新作が発表されましたね!


タイトルは、「バレンタインデー・マスカラ」
女性への家庭内暴力に対する批判がテーマだと考えられているそうで

作品では、歯が抜け目が腫れた1950年代を思わせる主婦が、
夫を冷凍庫に閉じ込めているように見える。目の周りのあざはマスカラのようで、冷凍庫は絵ではなく本物だ。


今はその冷蔵庫は安全上の理由で回収されたそうですが
安全が確保され次第、元には戻すそうです。




さて本日は、バンクシーの新作にちなみ、バンクシーのあまり知られてないような作品をスタッフのオススメをご紹介します!



1つ目の作品は、「Trolley Hunters」




絵柄にどこかダークユーモアがあり、色合いも個人的に好きな一枚。


絵の意味として、現代の大衆消費社会への皮肉が描かれており、

狩人達が、食糧を得るために槍や斧をもって、Trolley (ショッピングカート) を追い立てる.... 
「食料が欲しい時は自分で狩に出るのではなく、何でも安く買えるスーパーに行く」という大衆消費社会の行動を皮肉
一見、簡単そうで、深く考えさせられるバンクシーの素晴らしい魅力が詰まった隠れた名作です。



大体の方がバンクシーの絵と分かると、驚かれます。
ザ・バンクシーみたいなのはあまり好きじゃない方には、是非オススメしたい作品です!







2つ目の作品は、「I FOUGHT THE LAWS」



作品タイトルの「I Fought The Law」は、パンクロックバンドのThe Clashのカバー曲でも有名な「I Fought The Law」が元になっています。

 

この曲の歌詞のメインパート「I fought the law and the law won」(法律と戦ったそして法律が勝った。)が曲中ずっと続くのですが、
バンクシーが描いた作品の背景には「I fought the law and I won」(法律と戦って、そして俺が勝った)と書いています。


「Law(法)にI(俺)が勝った」とこの作品の背景に曲の歌詞とは正反対のことを書いてるんです。

「俺は法律と戦っているが見事に勝っている」と自慢しているのか回り回って、
権威に立ち向かう者に「法律にだって勝つ方法はあるんだ」と訴えかけているのか、
作品の背景を調べれば、調べるほど作品の意味を考えれば、考えるほど深みを増すバンクシーの隠れた名作で日本での人気も高いです。


こちらもバンクシーの作品というとだいたいの方が驚かれます!
すごく珍しく渋い作品です。




今回ご紹介した2作品は、バンクシーと言わないと分からないくらいなので
コアなファンの方にはすごくオススメです♪




是非、店頭へお立ち寄りください!

最後までお付き合いいただきありがとうございます(*^^*)